夏のはじまりは、すでに終わりの予感


夏の夜
ガリガリ君1本分の
遠回り

梅雨が明けましたね。
夏です。
先週の初めぐらいから空の色も、
むくむくとした雲も、どこか夏の気配でしたが、
梅雨が明けた途端に本格的な夏空です。

夜の風も、少し熱と湿り気を含んでいるものの、
梅雨の時期のような重みはなく、
どこかふわりふわり。

夜のお散歩するのも心地よい感じです。

昨日は赤坂で勘三郎の歌舞伎。
落語でもおなじみの「文七元結」だったのだけど、
値段の割には…。う〜ん。
歌舞伎座とか伝統のある場所で観るとまた
違うのかもしれないけれど。

あの物語の世界をひとりで構築してしまう、
落語ってやっぱりすごいなぁ〜なんて
そっちを考えてしまった。

今日は銀座で映画「トロッコ」を観る。
台湾を舞台にしているので、
ぜひ観たかった。

ストーリーはさておき、
この映画は台湾のどこか懐かしい
田舎の風景と子供(お兄ちゃん)とおじいさんを
観るだけでも、値段の価値があると思う。
撮影監督のリー・ピンビンの撮る、
みずみずしい映像。

台湾は森の島。

行きたいなぁ〜〜。

カフェで読書。
隣に親子4人組。
全員が静かに本を読んでいた。
家でなく、カフェで本を読む親子。
ちょっと不思議な感じがした。

夜は夏だからカレー。

そして食後にコーヒー。

玉三郎の本を読む。