にくめないおんなのこ

横断歩道で信号待ち。
強い日差しに頬が火照る。
風がふっと吹いてさらりと冷やす。
季節の空気はひとつに感じていたけれど、
光と風が混じり合ってできているのだなと、
いまさらながら思う。

1週間ごくろうさま。

可愛い生意気ちゃんの話。
若手の仕事仲間。
ひとまわりも違う脚のキレイな女の子。
がんばりやさん。

3日家に帰らず原稿書き。
ご苦労様。

コメントをもらったので、
原稿確認にみせたら、
「よく書けていると思います」
と上から目線(笑)

朝、電話をしてきて、
「どこですか?」と聞く、
「家、出たとこだよ」と答えると
「歯磨きセット買ってきてください。
ずっと原稿書いていて、家に帰ってないんです。
歯磨きしたいんです」
あははは。
思わず笑っちゃったよ。

わたしも先輩に可愛がってもらって、
ずっとやってきた。
だから後輩にちょっとずつお返し。
知っていること、テクニック、人脈などなど。
惜しむものはありません。
ごはんもおごるし、歯磨きも買いますよ。

いつか彼女がベテランと呼ばれるときに、
下の子にきちんと与えてあげられる
ひとになってくれるといいなと思う。