大人はユーモアでできている

昨日は朝から仕事をしました。
だれもいないフロアでひとつだけ電気をつけて。


やっぱり引きこもりにはなれないや。
10年以上、引きこもりのひととかいたっけ。
えらいなぁんて思っちゃう。


「最悪」ってどこまでいったら、
「最悪」なんだろうと考えるけれど、
じたばたすることがベストじゃないよね。
放射能をまき散らすよりも、
絶望をまき散らすほうが最悪。

だから、普通に、無理矢理かもだけど、
普通にしたい。いつもよりユーモアも20%ぐらい増量。
なかにはバカみたいにウワサに踊らされているひともいたけれど、
やっぱり大人が多いせいか冷静だし、
不安を口にしても、最後は冗談や励まし合う言葉で締めくくる。

阪神淡路の震災を中学生のときに経験した
クールなCちゃんはいつもにもましてクール。
「こんなときくらい優しくしてよぉ〜」と言っても、
「しませんっ」ときっぱり。ちっ。

でも彼女はあの大揺れのあとも、
淡々と仕事をしていて、
自分の被災した話もほとんど語らない。
だからこそ、彼女の受けたものが
大きかったんだと思う。
まぁ、わたしの勝手な想像だけど。

「もし地球最後の日って言われても、
できることなんてないんですよ。
たぶん、普通に仕事して過ごすんです」

そうだね。普通に。自分のできることを。
そして笑うこと。

昨日はTwitterもそんな雰囲気。
ぷっと吹き出しちゃうような画像がアップされたり、
ジョークがあったり、普通に仕事の話をしていたり。

とりあえず私がフォローしているひとは、
冷静な大人が多くて嬉しい。

冷静さやユーモアも伝染していく。

不安な気持ちはみんなでわかちあいながら、
でも最後は笑顔で。
大人ですもん。