ウッドストックの時代

土曜日はお好み焼きと鍋の会で、
わいわい。
北欧風のサーモンスープと、
チゲを作る。

久々にピラティスも行けた!

夜、早めに終わったので『RED』を観る。
偶然、Kさんに会う。

予想外のおもしろさで、楽しかった。
これぞハリウッド的な。
誰もが楽しいと思える映画。

日曜日

美容院。
いつものごとくだらだらとおしゃべり。
お昼にハンバーグ。
日本橋に行って、
カイ・ボイスンのサルの修理キットをもらう。
もらったはいいけれど、
直せるのかなぁ…。

なんとなく薄着で歩いていたら、
寒い寒い。

時間が間に合いそうだったので、
渋谷で映画。
ウッドストックがやってくる』。
ウッドストックの会場となった町の青年と家族、
そして町の人や友人の物語。

日本もそうだけれど、
どういう時代だったのだろうか?
戦争の傷跡もあり「自由」という言葉を
誰もが本気で考えていた時代。

それから40年。
あのとき、あのコンサートに行ったり、
胸を熱くしたひとたちは、
みんないい年で、生活があって、孫がいたりするんだと思うと、
なんだか感慨深いものがある。

あなたたちの熱かった時代。
楽しかったですか?
何をみつけましたか?
何を失いましたか?
あのときの情熱を持っていますか?
今の暮らしは望んでいたものですか?
幸せですか?
今でも、世界の平和を願っていますか?
そして、それが実現すると思っていますか?

いろいろなことを聞いてみたくなる。

ひとつ言えるのは、
今よりもずっといろいろなことがオープンだったように思える。
感情も主義、主張も。
いまは形だけを取り繕って、いろいろなことが隠蔽されている。
そして、その息苦しさに誰もが押しつぶされそうになっている。
いろんなことをうまくやって、
出し抜いて揚々と生きているようなひとも、
決して幸せそうに見えないし。
いま、幸せと感じているひとだって、
その幸せがいつかくずれるのではという不安の中にいる。

世界はどこで曲がり角を間違えて、
どこへ向かっているんだろうか?

あの映画のもうひとりの主人公は、「お母さん」。
迫害を逃れ、アメリカに渡ったユダヤ系ロシア人。
信じられるものは「お金」だけで、
すべて悪いほうに行くと考えている。
彼女を見ているのはちょっとつらかった。

映画が終わって外に出たら、
路面が濡れていて、
雨が降ったのを知る。

久々の雨。
残念、ちょっと降られてみたかった。