Don't Cry Honey…
前々から観たかった
『台北の朝 僕は恋をする』を観ようと出かけたら、
なんと立ち見。ほぇ〜〜。
さすがに立ち見はなぁ〜と思って、
来週以降にまわすことにして、
とりあえず銀座へ行く。
Apple Storeで外付けのCD/DVDドライブを買う。
やっぱりCDを買うとiPodに落とせないのは不便だなぁと…。
なんだかAppleの思うツボな気がしないでもないが…。
それにしても何も割引もポイントもつかない
Apple Storeで買うメリットってなんだろう? と自問自答…。
おなかが空いたので、
カフェでサンドイッチとミネストローネ、
オレンジジュース。
またもや冬に逆戻りな感じ。
考えてみると、あまり東北のことって知らない。
有楽町でソフィア・コッポラの
『SOMEWHERE』を観る。
大きなドラマがあるわけでなく、
静かで空虚。そして乾いている。
主人公が「自分はからっぽだ」と泣くように、
彼ひとりの時間はゆっくりと、
そして意味もなく過ぎていく。
娘との時間も、淡々としているところは変わらないが、
密度があり、湿度があり、
それぞれは孤独だけれどその一瞬は、
頼りなげだけど寄り添う幸福感があった。
孤独な夜。思わず弱音を吐き、
涙を流し、誰かに頼ってしまう夜。
そんな夜をなんとかやり過ごして、
誰もが進んで行くのだなと思った。
エル・ファニングの透明感のある姿、
スティーブン・ドーフのチャーミングなダメ男っぷりだけでも、
観る価値ありです。
あとホテル好きは必見。
深夜のルームサービスでアイスクリームを頼み、
TVを観ながらベッドで食べる。
やってみたい。
お金持ちになってホテルで暮らしたい。
シャネルのように、淀川さんのように、
エロイーズのように。
自分の持ち物を持たず、
いつでもどこにでも旅立てる気軽さで暮らしたい。