いつも結局、仕事の話をしてるよ

名字に同じ漢字を持つ3人が集まって、
「小籠包」を食べる会。
いやそんな集まりではなかったはず…。

がんがんとオーダーするOくんに
「ちょっと頼みすぎでは?」と言ったら、
「小籠包は飲み物です」

最初の乾杯は同じ漢字を持つ
亡くなったOさんに捧げ、
普通の小籠包に始まり、フカヒレ、蟹、あと辛いの、
海老蒸し餃子、もち米シュウマイ…。頼む、食べる、頼む…。
勢いなくしては、食べられない。

おまけに男二人が下戸で、
わたしだけ飲むってどうなんだ?

OくんもKくんも広告系の部署にいただけに、
まぁ、結局は仕事の話に。
仕事での関係だからって
心を開かないでいるよりも、
やっぱりオープンでいたいな。
というようなことなどを。

いっぱい語ったあとに少し恥ずかしくなる。
青いかな。甘いかな。
でも、もうそれでいいって決めたから。

いろいろなひとに会って、
いろいろな考えに触れることは、
やっぱり大きな栄養になる。

終電ギリギリまでおしゃべりして、
Oくんは会社に戻っていく。

次回もおいしい小籠包食べましょう。